こらよか!

よしゆきパパの日常ですたい。 まあみちゃってんなさいや。

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知的好奇心を掻き立てるテーマの一つに、
「恐竜」があります。
以前も書いたことがありますが「恐竜」は、
けしてSFや空想の産物ではありません。
現実に太古の地球を闊歩した
我々の大先輩に当たる生き物であり、
しかもその生態が判然としないため、
知的好奇心を掻き立てる!
(あくまでも男の子の)

現代の生き物でも風変わりな生態をした、
「アリクイ」とか「アルマジロ」なんていますよね。
ところが「恐竜」の仲間には、
信じられないくらい奇天烈なヤツがいました。
名前を「テリジノザウルス」といいまして。
その発見ストーリーからして、
知的興奮をしこたま味あわせてくれます。

1948年、モンゴルで全長2mの、
巨大な腕の化石が見つかります。
おまけにその腕には70cmの、
長大なカギ爪が備わっていました。


Therizinosaurus_claw.jpg

発見された爪を横から見たところ。




YK102

こちら下から。




YK103

そして前から。
見れば見るほどモノすごい。




しかもこれは骨の部分だけで、
実際には人間の爪と同じく角質のサヤがあった。
したがって少なく見積もっても、
湾曲したカギ爪の長さは実に80~90cm!
80cm以上の肉切り包丁かよ!
このカギ爪をティラノサウルスのプロポーションに当てはめると、
その体格は少なくとも20mはくだらんやないか!

ws_Allosaurus.jpg

これはアロサウルス。
コイツの手が、上の鍵爪つけてたとすると・・・。





実際のティラノサウルスは12m前後ですから、
発見されたカギ爪の持ち主は、
ティラノサウルスが鶏に見えるくらいの、
とてつもない大きさの肉食恐竜になる!
恐竜オタクはこの巨大カギ爪の情報に、
超ビッグなティラノサウルスタイプのイメージを思い描き、
陶然となっていました(笑)
(無論、私めも)

それ以外にもこのお化けのようなカギ爪の腕は、
アリクイみたいにアリ塚を掘り起こしたんだとか、
草を刈ったに違いない、
あるいはひれのような役割を果たしたはずなどと、
様々な仮説が立てられましたが、
いずれも検証できないため、
決定打にはなりえませんでした。

therizinosaurus___the_turtle_beast_by_nemo_ramjet-d4g7epu.png

こちら復元想像図の一つ。
亀スタイル。
それでもこの大きさ!




この80~90cmもの長さの、
鎌のようなカギ爪の持ち主の正体はどんなヤツなのか?
恐竜に興味がある人々は、
とことん知的好奇心を掻き立てられたわけです。

そして遂に、
カギ爪の持ち主の正体が明らかにされる時が。
1988年、カギ爪のお化けが発見された同じモンゴルから、
ずっと小ぶりなカギ爪を備えた、
しかし上記の化け物と同じ特徴を持った、
アラシャサウルスという恐竜の、
全身の化石が発見されました。
こんな恐竜の名前聴いたことないでしょ?
でもね恐竜オタクの間では、
轟いているんですよ、アラシャサウルスの名前は。

Alxasaurus_YWRA_400.jpg

テリジノザウルスの先祖と目されるアラシャサウルス。




アラシャサウルスが見つかって、
全長70cmのカギ爪の持ち主、
テリジノザウルスの全体像が判ったんです。
判ったんですけど、これが奇妙奇天烈極まりない!
とても文章では言い表せません。
百聞は一見にしかず。
ネットにはテリジノザウルスの情報もあるわけでしてね。
とにかく、こちらをご覧あれ。


【Wikipediaより:テリジノザウルス】
http://goo.gl/i6iHS


Baltow_JuraPark_therizinosaurus_cheloniformis.jpg

どうしたらこうなるのか?
一体何があってこんな格好になっちゃったわけ?





616384_4049548235353_1905621614_o.jpg

人間と比べたら。
いやそれにしてもヘンテコリンすぎるわ、このスタイル!




もうね、どうやったらこんなふうに生き物が進化するの?
どう考えてもおかしいでしょー、このカギ爪のバランス。
大丈夫か、こんな格好してて。
そう心配したくなるプロポーションだと思いません?
まさにセンスオブワンダー。

ジョニー・デップが演じてヒットした、
「シザー・ハンズ」って映画があったでしょ。
まさにあのイメージやないですか。
ばってん、あれはファンタジー。
テリジノザウルスは現実に、
地球上におったっちゃけんですね。
       (いたんですからね)
一体どげんして暮らしとったか?
姿かたちは判明したとですばってん、
彼らの生態は今もって判っとらんとです。

しかしですよ。
テリジノザウルスは間違いなく、
今から7000万年前の中生代白亜紀後期の地上にいた、
紛れも無い生き物であって、現実の存在。
このへんてこりんなプロポーションを維持しながら、
100万年以上生息したと考えられます。
人間は文明ができてたかだか1万年。
テリジノザウルスの足元にも及ばないわけで。
自然の偉大さを感じますな。


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今日は2013年7月4日。
歴史上ではいろんな事が起きた日です。
680年前の1333年には、
鎌倉幕府が滅亡し北条一族が全滅。
677年前の1336年には湊川の戦で、
楠正成が足利尊氏に敗れ自害。
237年前の1776年にはアメリカが独立宣言。
48年前の1965年戦後最大の誘拐事件、
吉展ちゃん誘拐事件の犯人が逮捕される。
まだ他にもありますが、
知的好奇心を掻き立てるのはこれかも。

今から959年前の1054年の今日7月4日。
おうし座で超新星SN1054が出現。
23日間にわたって昼でも見えるほど輝き、
その後も2年間、夜空で見えたそうです。
ちなみに超新星(スーパーノバ)とは、
星の一生の終わりに現れる現象で膨れ上がった恒星が、
維持しきれなくなって大爆発を起こすもの。


sar_map_y.jpg

星の一生の概略。
下のほうに超新星爆発があります。





HL_110201nagataki.jpg

超新星爆発のイメージ!





SN1054は地球から約7200光年にあるにも拘らず、
これだけ明るく輝き続けたんですから、
その物凄いエネルギーが分かろうと言うもの。
SN1054の爆発が太陽系の傍で起こっていたら、
今頃我々は存在しなかったはすです。

SN1054は日本や中国、アラブ世界で目撃され、
各国で書物に残されます。
またこれは現在のところ仮説ですが、
アメリカインディアンが書いた壁画の中には
このSN1054を描いたと思しき絵もあるそうです。
天文学の知識がなく観測技術も持たなかった、
当時の世界ではそのくらい特異な存在だったと。

そしてSN1054は日本でも克明に記されました。
平安末期から鎌倉初期に活躍し、
「新古今和歌集」「新勅撰和歌集」を編纂した歌人、
藤原定家の残した「明月記」と言う日記に、
SN1054の様子が詳しく書かれているんですね。
「明月記」は藤原定家が18~74歳までの出来事を、
克明につづった日記で第一級の一次資料です。


792px-Fujiwara_no_Teika.jpg

「明月記」を残した藤原定家。



重要文~1

「明月記」の原本。





ところで、SN1054は、
名前どおり1054年に出現しましたが、
藤原定家の生年は1162年。
つまり藤原定家自身はSN1054を目撃していません。
他人の目撃情報を伝聞し記載しているんですが、
このSN1054出現を伝えたのが、
陰陽師の元祖、安倍晴明の6代孫に当たり、
当代一流の天文博士でもあった、
安倍泰俊(やすとし)だったそうで。
そう、SN1054は陰陽道にも影響を与えたわけです。

また上記「明月記」にはSN1054以外にも、
1006年5月1日に現れたおおかみ座のSN1006、
1181年8月7日に現れたカシオペア座SN1181という、
2つの超新星に関しても記述があり、
一つの書物で3つの超新星の記録がある、
稀有の存在となってきました。
その記述は非常に正確で、
現代天文学にも大きく影響しました。

SN1054は出現から1000年近く経つ、
現在でも痕跡が残っていて、
視力がよければ肉眼でも確認できます。
おうし座の西、牛の角に当たる部分に、
ぼんやりと光って見える雲がそれ。
もうお分かりの方もいるかもしれませんが、
このSN1054は「かに星雲」と呼ばれ、
天文学では有名な存在でして。


600px-Crab_Nebula.jpg

「かに星雲」





「星雲」というのは文字通りの星の雲で、
無数の太陽のような恒星からなっていますが、
「かに星雲」は勿論星の集まりではなく、
スーパーノバの爆発で吹き飛ばされた、
ガスやちりが輝いて見えているだけなんですけどね。
天体望遠鏡が発達していなかった、
18世紀以前には、星の集団である本物の「星雲」と、
ガスやちりの「かに星雲」は、
両方とも単に光る天体としてしか捉えられず、
見分けは付きませんでした。

1758年彗星を観察していたフランスの天文学者、
シャルル・メシエは彗星と紛らわしい天体を、
細かくリストアップし、
メシエカタログとしてナンバリングを行います。
彼は同年9月、彗星を追跡中「かに星雲」を発見し、
メシエ天体の栄えある第1号としました。


「かに星雲」20130704

フランスの天文学者、シャルル・メシエ



現在「かに星雲」は天文学上、
メシエの頭文字Mを取って、
「M-1」と呼ばれています。
ちなみにアンドロメダ星雲は「M-31」
「かに星雲」とおなじおうし座にある、
昴ことプレアデス星団は「M-45」等となっています。
ついでに特撮TVウルトラマンやウルトラセブンに出てくる、
彼らの故郷と言う設定のM-78星雲は架空で、
メシエ天体にはありません(笑)

現代天文学はSN1054「かに星雲」を、
徹底的に観測し、その中心部にパルサーと言う、
強力な電波源があることを突き止めています。
つまり爆発から1000年近くたっても、
「かに星雲」の中心部ではエネルギー放出が続いているわけ。
そして爆発から900年経過しても、
毎秒1100kmと言うスピードで拡大中。
「かに星雲」の差し渡しは1光年もあり、
端から端まで光でも1年かかるという広さなんですね。

600px-Chandra-crab.jpg

宇宙にある人工衛星天体望遠鏡、
「チャンドラ」から撮影された画像を加工した、
「かに星雲」の現在。
中心にあるのが中性子星。






前述の如く「かに星雲」は地球から、
7200光年の彼方にある天体。
現代で最も早いロケットを使っても、
到達まで1億2000万年以上かかるという、
とんでもなく遠くにあり、
宇宙の広さが実感できるかと。

現代社会では興味の対象が多いし、
みんな忙しい上にネオンや外灯の影響で、
夜空も見えにくいため、
日常、星を眺めるなんてことはしませんよね。

昔の人は娯楽もほとんど無く、
科学知識・技術もありませんでしたけれど、
自然に対し深い畏敬の念を持っており、
また夜空も今とは比べ物にならないくらい、
澄み切ってよく見えたはず。

天文は農耕生産とも密接に関係するし、
私たちが想像できない程、
人々の関心は強かったんですね。
「かに星雲」の話などに触れると、
もっと自然に謙虚にならんとバチがあたるばい。
そう感じますです、はい。





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よしゆきぱぱ
  • Author: よしゆきぱぱ
  • 1958年12月29日生まれの57歳。
    千人の交響曲・復活・ヴェルディ「レクィエム」
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1958年12月29日生まれの57歳。
千人の交響曲・復活・ヴェルディ「レクィエム」
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