こらよか!

よしゆきパパの日常ですたい。 まあみちゃってんなさいや。

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私のメールマガジンからの転載でござる。


■今から92年前の、
1923年(大正12年)9月1日の
ちょうど今頃11時58分32秒に、
東京・神奈川を中心とする、
関東南部が巨大地震に襲われました。

震源は神奈川県相模湾北西沖80km。
大正関東地震です。
そして世界史でも有数の被害を発生させました。
それが関東大震災。
大正関東地震の規模は、
マグニチュード7.9でした。


seq1005.jpg
<浅草付近・高い建物は、
6階建てで当時最も高かった凌雲閣(りょううんかく)>


この地震によって、
東京・横須賀・甲府・熊谷等が震度6、
宇都宮・銚子・長野・
飯田・沼津・浜松・宮津等が震度5の、
強い揺れに襲われました。
しかし大正当時は、
震度7の階級は設定されていませんでした(´ヘ`)
被害状況から推計して、
小田原など相模湾岸および
房総半島南部で震度7に達したと
推定されています。
また東京においても、
砂町や羽田などの東京湾沿岸や、
三河島など内陸で、
震度7に達したと推定されています(>_<)

お昼時で火を使っていた家庭が多く、
また耐震建築もほとんどない状態。
火災が至る所で発生し、
地震動で建物が倒壊。
さらに神奈川県相模湾沿岸には、
高さ7m前後の津波に襲われました。


OB-YS630_quake8_H_20130830023844.jpg
<燃える銀座周辺・走り始めたばかりの都電>


全くの不意打ちであり、
何の対策もなされていなかったため、
被害は死者行方不明約10万5千人!
60万棟の家屋・建物が、
地震動・火災・土砂崩れ等で失われ、
被害総額は当時のGDP. の4割を超える、
55億円から65億円にのぼったんですね!(゚Д゚;)

すでに第一次世界大戦期のブームによる反動で、
戦後恐慌に陥っていたところへ、
震災はさらに追い討ちをかけたと。
多くの事業所が壊滅したため失業者が激増。
さらに震災の被害によって企業の決済が滞り、
震災による損失を政府が補償する体制が採られますが、
処理がこじれて昭和金融恐慌を起きます(´-ω-`)

そしてやがて世情不安や、
失業者問題解決の矛先が、
1912年に清国が滅び混乱していた、
中国大陸進出に結び付けられて、
同時に軍部の台頭を許し、
泥沼の戦争に突入していくわけです。
「関東大震災」は太平洋戦争の、
遠因と言ってよいほどの災害でした(;>ω<)

「東日本大震災」もそうですが、
巨大地震は被害が広範囲に及び、
社会・経済に深刻な影響を及ぼします。
そして現在ご存じの通り、
神奈川県相模湾沖から、
遠州灘~伊勢湾沖~紀伊半島~
四国南部~九州南東部にいたる、
南海トラフ沿いでの巨大地震が懸念されています。

想定されているマグニチュードは、
最大規模で発生した場合、
「東日本大震災」を上回る、
マグニチュード9.1に達し、
西日本太平洋沿岸は、
最高震度7の強烈な揺れに襲われ、
また「東日本大震災」と同じく、
巨大津波の襲来が予想されています(((;゚─゚))))


TKY201202270097.jpg
<東日本大震災の巨大津波>


ところで地震関連の情報では、
(本記事でもそうですが)
よくマグニチュードと、
震度という言葉が出てきますよね(^_^;)

簡単に言うと「マグニチュード」は、
地震そのものの大きさ(規模)を表すものさし。
一方「震度」は地震が起きた時の、
揺れの強さを表します。

マグニチュードと震度の関係は、
例えば、マグニチュードの小さい地震でも、
震源からの距離が近いと、
地面は大きく揺れ震度は大きくなります。
また、マグニチュードの大きい地震でも、
震源からの距離が遠いと震度は小さくなると( ̄- ̄;)

マグニチュードと震度は、
電球と明るさの関係に例えられます。
電球そのものの明るさを表すのがマグニチュード。
震度はまわりの明るさ。
同じ電球の光でも、
電球からの距離によって明るさは変わるでしょ。
このようにマグニチュードの値が同じであっても、
震源が遠ければ震度は小さく、
震源が近ければ震度は大きくなるわけですよ(´_`;)

当然のことながら、
マグニチュードの値が高いほど、
地震のエネルギーが強くなります。
マグニチュードは対数表示で1増えると、
地震のエネルギーは32倍に!
2増えれば32倍の32倍なので、
なんと1024倍という事に!(*゚ロ゚*)

ざっくりした計算ですが、
マグニチュードで、
様々な出来事を図ると・・・。
後ろの数字はTNTで換算したもの。


御嶽山噴火(2014年)
ロシア・ツングースカ隕石(1908年):
マグニチュード5.0・480 トン

天津爆発事故(2015年)
広島型原爆(1945年):
マグニチュード6.1・2,600 トン

阪神淡路大震災(1995年):
マグニチュード7.3・48万 トン

昭和東南海地震(1944年):
マグニチュード7.9・810万トン

昭和南海地震(1946年):
マグニチュード8.0・1500万トン

「ツァーリ・ボンバ」世界最大の水爆実験(1961年):
マグニチュード8.1・3000万トン

浅間山噴火(1728年)
マグニチュード8.5・1億2千万トン

桜島噴火(1914年)
東日本大震災(2011年):
マグニチュード9.0・4億8千万トン

スマトラ地震(2004年):
マグニチュード9.3・12億トン

チリ地震(1964年):
マグニチュード9.5・35億トン


いやーもうー想像できまへんがな(×_×;)
桁が違い過ぎですばい。
ちなみに広島型原爆の、
約30倍が「阪神淡路大震災」。
その30倍が「東日本大震災」。
その2倍程度の超巨大地震が、
現在懸念されている、
南海トラフ沿い巨大地震という事に(>_<)


img_327237_3084388_0.jpg


で、ですね。
今度は震度を考えてみませう。
前述の通り地震の揺れの大きさを表す尺度が震度。
地震計により観測される値で、
地震の規模、震源からの距離、
地盤条件によって異なると。
日本では震度0から7までの
10階級(震度5と6はそれぞれ強と弱に
1996年10月より分割)
に分けられた気象庁震度階級が用いられています。

1996年4月以後、計測震度計により、
自動的に決定されるようになりましたが、
それ以前は、体感や周囲の建物被害の状況等から、
気象庁職員の判断により決定されていました。

では震度はどう分かれているかというと、
下記のようになります。


震度0:
地震だけど体感できない

震度1 :
座っているとかすかに感じる人もいる

震度2 :
大半の人が気が付くレベル

震度3 :
動いてなければ殆どの人が気が付く

震度4 :
電灯などの吊り下げ物が大きく揺れる

震度5弱:
固定されてない家具が動く。
本棚の本が落ちる。

震度5強 :
捕まらないと歩けない。
ブロック塀が崩れることも。

震度6弱 :
立っていられない。
ガラスが割れる場合がある。

震度6強 :
這わないと動けない。
倒壊する木造建築もでる。

震度7 :
コンクリートの建物でも倒壊の危険がある。


zatsugaku118.jpg
<震度の図解>


とまあ、こんな感じ(´・ω・`)
ここで注意しなければならないのは、
地震の規模が大きくなくても、
震源が近ければ震度が増大するという事。
「阪神淡路大震災」の規模は、
「東日本大震災」の30分の1以下でしたが、
神戸をはじめ被災地は軒並み、
震度6以上の激しい揺れに襲われました。
「阪神淡路大震災」を起こした、
野島断層が神戸直下まで伸びていたためです。
いわゆる直下地震だったと_| ̄|●
ただし、揺れの伝わる範囲は、
エネルギー規模に応じるので、
関西圏内以外はそれほど揺れを感じていません。

さらに震度は強さだけでは測れない、
やっかいな側面があります。
何かというと揺れそのものの長さ。
これを周期と言いますが、
「阪神淡路大震災」では、
揺れの周期が1~2秒でした。

この1~2秒前後の、
地震動としては比較的長い揺れは、
建築物に大きなダメージをもたらします。
特に木造建築は軒並み倒壊する危険が(-_-;)
ゆえにこの1~2秒周期の揺れは、
「キラーパルス」と呼ばれます。
「阪神淡路大震災」では、
直下地震でなおかつ、
キラーパルスが発生したため、
建築物に大被害が発生しました。


ora100117_11.jpg
<阪神淡路大震災で燃える神戸の街>


2015_01_17-0.jpg
<キラーパルスで倒壊した高速道路高架>


2005年3月20日に、
私が住んでいる福岡市を中心に、
「福岡県西方沖地震」に襲われました。
この時のマグニチュードは7.0。
「阪神淡路大震災」より若干小型でした。
しかし震源は福岡市から、
わずか20km程度しかありませんでした。
当然震度は大きく、
福岡市は震度5強だったんです。

規模は「阪神淡路大震災」と比べ、
少し小さいくらいにも拘らず、
また震度5強の揺れでしたが、
福岡市内では倒壊した建物はありません(´ヘ`)=з
(震源傍の島では被害が出ましたが)
これは「キラーパルス」が発生しなかったため。


Fukuoka_Earthquake_20050320_Maruzen.jpg
<福岡県西方沖地震の被害・
福岡中心部ではビルのガラスが割れた程度>


また「東日本大震災」においても、
マグニチュード9.0の超巨大地震で、
震度5以上の揺れに襲われながら、
大半の建物は倒壊せず、
その後の津波で破壊されました。
普通の家屋が津波で、
形を保ったまま流されていく映像が、
ご覧になったことがあるでしょう(´-ω-`)

つまり耐震基準をクリアした建物は、
揺れには耐えられが、
津波にやられてしまったわけ。
従って巨大津波さえなければ、
「東日本大震災」の被害は、
「阪神淡路大震災」より小さかったと、
推測されるんです(;>ω<)

それからもうひとつ。
地震の震度だけでなく、
揺れの継続時間の長さも重要です。
「阪神淡路大震災」で揺れた時間は、
激しい揺れに限れば15秒程度でした。
上記「福岡県西方沖地震」は、
もっと短く10秒を切るくらい。
これに対し「東日本大震災」では、
140秒を超えています(*゚ロ゚*)
さすがマグニチュード9.0、
なんて感心している場合じゃありませんって。

言うまでもなく、
マグニチュード9.0というエネルギーが、
これだけ長さの揺れをもたらしたわけで。
さらに恐ろしいのは、
各地の高層ビルにおいては、
数分間揺れ続けたケースが多くありました(>_<)

高層ビルは揺れでしなる事で、
地震のエネルギーを逃して、
倒壊を防ぐ設計です。
しかし長時間揺れ続ける事は、
殆ど想定されていません。
また建物が倒壊しなくても、
中の人が無事とは限りません。
物体の落下や火災等も起こりますからね。

懸念されている、
南海トラフ沿い巨大地震では、
揺れの時間は10分以上になるという、
身の毛もよだつシミュレーションも{{{{(゚◇゚;)}}}}
さらにこれに「キラーパルス」が起こったり、
巨大津波も想定せねばならないと。

残念ながら現代科学では、
地震の発生自体は止められないし、
正確・精密な予測も、
保証できないレベルでしかありません。
しかし長期的に見れば、
南海トラフ沿い巨大地震は、
いつ発生してもおかしくない時期に来ています。
あるいは「関東大震災」の、
再来とも言える関東直下型地震や
関西中心部での直下型地震も、
起こる可能性も否定できないんです。

そこで大事なのは一人一人が、
正確に情報を理解して、
イザという時に備えておくこと。
「阪神淡路大震災」や、
「東日本大震災」は不意打ちでしたが、
これからはそうじゃないんですからね。
もう想定外は許されない。
そこで情報のリテラシー(理解度)を高め、
予測されている地震災害に備えたいものですp(#`ε´#)


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よしゆきぱぱ
  • Author: よしゆきぱぱ
  • 1958年12月29日生まれの57歳。
    千人の交響曲・復活・ヴェルディ「レクィエム」
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1958年12月29日生まれの57歳。
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